「やっかいな相手」がいなくなる上手なモノの言い方(谷原誠)ー実践的な一冊

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読書

組織に起こる問題の8割以上は、人間関係にある
過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる
これらは、アメリカの有名なカウンセラーの言葉です。

世の中には様々な人がいます。
組織の中にも様々な人がいて、どんな人と一緒に働くかなんてわかりません。
初対面なのに偉そうな人もいれば、気難しい人もいます。
そんな人達に対して、どのように対応すれば良いか?それは自分が変わることで、相手も変わるということを本書では書いています。

やっかいな相手をつくる5つの要素

1、自分の「感情」や「言動」に問題がある
2、相手の「自己評価」が低い
3、相手の「自己中心性」が強い
4、相手が「勝ち負け」で考えている
5、相手の「感情」が暴走しやすい
この時、対処する順番は1が最初。やっかいな相手を作り出していたのは自分自身であることが多い。

相手の自己評価が低い場合

自慢話をする人が多く、そんな人に対しては「ほめてあげればいい」そうすることで、相手の自尊心が満たされる

相手の自己中心性が強い場合

他人の話に耳を貸さない人が多く、そんな人に対しては、「相手の話をすべて聞く」ことが基本。相手の話をすべて聞いた上で、その話を簡潔にまとめ、自分の望む方向へ相手を誘導する。

相手が勝ち負けで考えている場合

相手よりも自分を優位な立場に置こうとする人が多く、そんな人に対しては、試合に負けて勝負に勝つ方法をとる。

相手の感情が暴走しやすい場合

心にムラがある人が多く、そんな人に対しては、言いたいことをすべて言わせてしまう方がいい。感情の問題が解決するまでは、議題を進めない。

まとめ

テクニック的なことが多く書かれていましたが、結論としては自分でコントロールできる部分を変えることが大事ですね。7つの習慣にもありましたが、インサイドアウトの考え方というのが、ストレスなく仕事を進めるのに必要だと思います。

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