USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?(森岡 毅)ーアイデアは考え抜くことで生まれる

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読書

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関西人なら見飽きるほど流れていたUSJのジェットコースターのCM。
緊急のビープ音と共に、絶叫して後ろ向きに落ちていく女性。
衝撃的なCMが2013年は年中流れていました。
あのCMを見て、USJに行かれた方も多かったと思います。
ちなみに僕はジェットコースターが嫌いなので行っていません^^;

2012年頃から少し変わっていき、V字回復の立役者であるCMO森岡氏の著書です。

ハロウィーンイベントはなぜ成功したのか?

価値を生み出すアイデアの切り口は、ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっている。日本人が考えるハロウィーンはアメリカ人が楽しんでいるハロウィーンとは大きく違った。その溝を埋めることで、ダークサイドを楽しむ非日常であるゾンビがパーク全体を駆け回る「ハロウィーン・ホラー・ナイト」が生まれた。

追いつめられて万策尽きても諦めない

モンハンイベントも諦めかけたところからの大逆転。本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせることがある。

アイデアを生み出すイノベーション・フレームワーク

4本の柱
1、フレームワーク・・・何を必死に考えるべきかの枠組み。戦略的、数学的に考える。
2、リアプライ・・・世界中どこかで似たような問題に直面した人がいないか?
3、ストック・・・転用できるアイデアを常に蓄積していく
4、コミットメント・・・考えつくまで考え抜く

より良い結果(違う結果)を出すためには

「違うことをやる」か「同じことを違うようにやる」の2つしかない。変化への最大の敵は「現状への満足」

まとめ

大学の先輩の本であり、USJという身近な話しだったのであっという間に読み進めてしまいました。あの時のUSJのイベントにはこんな舞台裏があったのかと当時を思い出しながら、読んでいました。華々しいイベントの裏側には考えに考え抜かれて出てきたアイデアがあったのですね。アイデアを生み出すまで、諦めずに考え抜くという姿勢はとても参考になりました。

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