永遠の0に引き続き、百田尚樹さんの作品を読み終えました。上下巻はなかなか読み応えがありましたが、内容がすぅーと入ってきやすいため、あっという間に読み終えました。
読後感は最高に気持ちいいです。
内容は出光興産を創業した出光佐三氏の一代記ですが、戦前戦後を生き抜いた男の生き様が格好良すぎます。
日本人としての誇りと信念を常に持ち続け、それに従い事業を大きくしてきた。決して儲けに走らず、日本全体にとって有益なことを行ってきた。外国メジャーにも屈しない姿勢は痛快です。
また彼を囲む人間達の格好良さも何とも言えません。数字だけではなく、社長の人柄、事業の確かな方向性、誠実性をもとに融資を決定するバンカーには、同じ銀行員として感動を覚えました。
心の奥底に信念を持ち、それに従い仕事をする。そんな男になろうと思います。
コメント