こんばんは、雨の日は専ら読書に費やすしみーです。
1995年江戸川乱歩賞、1996年直木賞を受賞した「テロリストのパラソル」を読みました。
内容は、以下引用。
ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする―。小説史上に燦然と輝く、唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作。
読み始めた時は、ゴールデンスランバーを想像したのですが、いやはや全然違いました。
あらゆるところに伏線が散りばめられ、順に回収して行くので、一気に読み進めてしまいました。
主人公は、村上春樹の小説に出てくる主人公のようでしたけど、それがまた好きなのかも。
ぜひ実写化して欲しいと思ったのですが、1996年に主演萩原健一でテレビドラマ化されていたんですね。
かなりオススメの作品です。
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