驚異的な視聴率を叩き出して終わったドラマ「半沢直樹」
気になる最終回の続きの小説です。
舞台は出向先の東京セントラル証券に移ります。
とあるIT企業がライバル会社を敵対的買収しようとする話がメインです。
2005年くらいのライブドアを彷彿とさせます。
ロスジェネ世代と言えば、ちょうど僕も当てはまります。
この世代の活躍がこの物語を面白くして行きます。
相変わらず、煮え湯を飲まされてからの
「やられたらやり返す、倍返しだ!」
から始まり、怒濤の倍返しが進んで行きます。
物語のテンポは良く、非常に読みやすい作品で、半日で読み終えてしまいましたが、半沢直樹のターンがずっと続いたためもったいなかったなと。
大和田常務のときみたいに、もっと半沢直樹が窮地に立たされる場面があれば、物語はさらに面白くなった気がします。
一方的に半沢直樹が有利なまま話が進んでしまったのが残念です。
読み物としてはすごく面白いのでオススメです。
ドラマ化したら、IT企業の社長役は小栗旬が脳内再生されました。
リッチマン、プアウーマンの影響ですね。
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