仮面社畜のススメ(小玉歩)ー人生の主導権を握れ

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読書

仮面社畜のススメ

著者はしみーと同じ1981年生まれで、おそらく学年は一つ上(早生まれ)
同世代が書いている本ということで、興味深く読ませていただきました。

社畜とは、「会社」と「社畜」の造語で、勤めている会社に飼いならされている人を揶揄して作られた言葉だそうです。
本作では、社畜にならず、一流のビジネスマン(仮面社畜)になろうということを書いています。少し極端なことを書いている所も多いですが、共感できるところもありました。

脱社畜の「環境」マインド〜「人間関係」の作り方〜

・仮面社畜は上司を選ぶ
会社内で快適に過ごして行くためには、直属の上司の評価は大きな影響力があります。直属の上司と仲良くなるためには、あなた自身が先に自己開示をしてしまうことが重要です

・仮面社畜は友人が次々と変わる
人間の進化というものは、つき合う人間関係の変化によって引き起こされるもので、人間関係の質によって決まる

・仮面社畜は社外で積極的に仕事をする
自分の知らない考え方や価値観を持っている人から受ける刺激や情報が、自分にとって一番価値が高い

脱社畜の「裏ワザ」マインド〜「仕事」のやり方〜

・仮面社畜は、与えられたことプラスαのクリエイティブな価値を生み出す
豊かな時代の顧客が欲しているものを、提供できるだけの遊び心や共感力、またオリジナルの物語性を紡ぎだす力が要求される

・仮面社畜は、「こうすればよくなる」という自分なりの思考ができる
自分の経験や情報に基づいて「こうするべきだ」と思うなら、それを堂々と主張しなければならない

・仮面社畜は、ネットを徹底的に使う
これからのビジネスマンに必要なのは、大量の情報源からいかに自分に必要なものを嗅ぎ分け吸収し行動に役立てるか、という取捨選択と吸収能力です

・仮面社畜は、相手の未来の展望を見せる
売れる営業マンとは、セールス=交渉という固定概念を持つのではなく、お客さんと一緒に未来の展望を見せることが出来る人間。買い手と売り手が向かい合っているのではなく、横に並んで同じ方向を向いている。それが今の消費と販売のあり方。

脱社畜の「資源」マインド〜「お金」と「時間」の使い方〜

・仮面社畜は、保険には入らない
周りがそうだからなんとなく、という行動原理は今すぐ捨てる。世の中の全ての常識や慣習を疑ってかかり、自分なりの考えを確立する。

・仮面社畜は、情報収集と勉強の時間を最優先する
日本の会社員は、社内営業とか接待とか無駄なことにあまりに時間を費やしすぎ。もっと勉強をし知識をつけ、王道を知り、亜流を知り、最先端を知らなければならない。

まとめ

極端な項目もありましたが、先日読んだ本と同じ点も多くありました。
・桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか(鳩山玲人)

マインドを変えなければならない。この言葉は響くところがありまして、自分自身も上司の意見に従うのが当たり前と思っていた時期があって、納得していなくても従っていた時がありました。そういう時は、良い仕事が出来ていなかったなぁと今になって思います。
でも、それでは良くないとマインドを変え、自分の意見をはっきりと言うようになってからは、自分の言葉にコミットメントするようになり、責任感を持って良い仕事が出来るようになりました。

まだまだ未熟ですが、もっと良い仕事が出来るように頑張りたいと思います。

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