桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか(鳩山玲人)ー20代に読みたかった!

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読書

桁外れの結果を出す人は

長い題名ですが、ストレートに内容が伝わります。
著者は三菱商事に入社し、エイベックスやローソンに出向、その後サンリオに転職し、現在は常務になっています。
題名通り桁外れの結果を出して、39歳という若さで老舗上場企業の常務になっています。
内容は仕事に対する心構えを中心に書いていまして、20代の頃に読みたかったなぁと思えることも多々ありました。

気になったところを羅列していきます。

第1章 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

・結果を出す人は徹底的な準備をしている。新しい会社や部署に入ったら、そこにある本と資料を全部読み込むことで、仕事の全体像が見渡せる。

・専門家任せにしない。常に自分が責任を負うのだという強いコミットメントを持つ。

・本当に欲しいものを手に入れるには、「当分は手に入りそうにない」と嘆くのではなく、「3ヶ月後、1年後、3年後に手に入れるために、今日は何をすべきなのか」を考えて行動する。

・人がやりたがらない仕事こそ、ひそんでいるチャンスは大きく、成果を出しやすい。

第2章 不安をうまく利用するから、結果が出せる

・不安を打ち消すための方法は、「情報収集」と「トレーニング」

・不安を原動力にし、行動を起こす。失敗した方が良い。

第3章 人間関係をおろそかにすると、どんな努力も無駄になる

・人にしがみついて何かを得る努力をする人の方が成長する。

・人間同士のコミュニケーションでは、ふだん思っている以上に、言葉や態度で示さなければ、本当の気持ちはなかなか伝わらない

第4章 今の時間の使い方が、3ヶ月後の仕事の実績を左右する

・自分の能力の限界を超えていくことによってしか、限界値を引き上げることはできない。

・目標を明確にし、「やると決めたからには無理をしてでも時間をとり、何があっても最後までやり遂げる」という意思を持って取り組む

第5章 現状に満足した瞬間、成長はストップする

・現状の延長線上だけで一生を終えない可能性を視野に入れておく。

・大事な目標に対しては妥協していない。大きな目標の達成のために今この瞬間の妥協は必要なのだと考える。

・出来ないことを無理だであきらめるのではなく、どうやれば可能かを考え、工夫や努力を重ねれば、突破口は必ず見えてくる。

第6章 私が新人の頃から徹底してきた仕事の基本

・仕事を与えられる立場にある人は、自分が何らかの機会をもらっているのだということをつねに意識するべき。

・仕事は、本来の目的やその目的を達成するために自分が何を期待されているかまで掘り下げて考え、その期待を超える結果を出すつもりで取り組むことが大切。

・イノベーションを起こすためには、意識的に自分とまったく関係のないものの優先順位を高くすることが必要。

著者は、鳩山一郎のひ孫で、その存在が大きく、実力が認められないこともあったそうですが、かなりストイックな方で、常に自分を高めていこうという気持ちを持っています。
現状維持で満足しない姿勢は、まだまだ僕に足りないところであるので、向上心をもっと持つように努めたいと思います。

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