私がマッキンゼーを辞めた理由(石井てる美)

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読書

東大を卒業してマッキンゼーを辞めてお笑い芸人になったという人がいるというのは聞いたことがあって、さほど気にしたことがなかったのですが、今回セールだったので、Kindle版を購入。
マッキンゼーで結果を残して独立する人の本が多い中、挫折して、自分の人生を見つめなおしてお笑い芸人になったという特殊な人の本です。
マッキンゼーという会社の考え方を知るという意味では良書でした。

マッキンゼーの働き方

新入社員であろうと”バリュー(価値)を提供すること”が求められる。クライアントへ提供できる価値を最大化するために、寝食を惜しんで死にもの狂いで働く。

コンサルタントの仕事とは

まず「イシュー」と呼ばれる”解決すべき問題”を特定し、その問題に対する解決策の「仮説」を先に立てる。その仮説が正しいかさまざまな情報をもとに検証し、仮説が間違っていると分かればすぐに書き替えるという、強烈な「仮説思考」のもとに進められる

PMAとは

「Positive Mental(or Mind) Attitude」の略で、「どんなときもポジティブに!」という意味。マッキンゼーでよく飛び交っている言葉である。ネガティブな表現はできるだけ使わず、「デメリット」「短所」「欠点」は「チャレンジ」「克服すべき課題」「成長すべき点」と言う。「できる」を前提にして、残りの課題は超えられるチャレンジだという未来志向で考えている

自分のやることに自信をもつ

自分のやることに自信を持って、信念を持って、堂々としていること。結局自分が自信を持ってやらないと相手に伝わらない。堂々としている”さま”が人を動かす。

まとめ

決断がときに困難なのは、何かを手にする代わりに過去に手に入れてきたもの、今手にしているもの、将来手に入れられたかもしれないものを失うリスクがあるからと著者は書いています。
でも、一度の人生、後悔するより自分のやりたいことをやるのがいいんでしょうね。

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